店舗建築の設計は担当者で変わる?

こんにちは、神奈川・東京を中心に設計・建築を行なっている時創空間です。
時創空間では、コンビニ、スーパー、飲食店、インテリアショップなど、様々な店舗の設計・建築・内装を手がけています。 

  今回は、店舗設計・建築を検討中の方に知っておいていただきたいことをお伝えしたいと思います。

店舗設計を手掛ける会社にはそれぞれ違ったカラーがありますが、会社だけでなく、その担当者によってもご提案の内容は大きく変わりうるということはご存知でしょうか。
担当者の仕事の進め方や考え方、仕事へのスタンスが、お客様がこれから運営する店舗の成功にも関わってくると私は思っています。 

  私たち時創空間では、店舗建築・設計・内装のご提案をする上で大切な3つの視点があると考えています。
それは、独創性、予算、そしてお客様と全く異なる視点です。 

 

1、独創性

お客様の発想の枠の中での独創性です。
例えば焼肉屋をこんなコンセプトでやりたいです、とご希望を伺いましたら、
「肉を食べるのに一番効果的な色はなんだろう」 
「独創的な焼肉屋さんってなんだろう」 
などと、あくまでお客様のやりたいことの上に提案を加えて考えてみます。 
ここでは、お客様の想像の範疇のデザインと、ちょっと驚く独創性のあるデザインをご用意し、それによって、お客様自身の想像の幅を広げることを狙います。 
恐らく、このフェーズが、多くの方が想像する店舗デザイン業務に当たるのではないでしょうか。

 

2、予算 

お客様がやりたいことを実現することと、予算内に収めることのバランスを見極める必要があります。
やりたいことをテーブルの上で全て出した上で、予算の枠内でできることの線引きをしていきます。 
ここで大事なことは、「お客様のイメージを実現する上で、何を引いても問題ないけど何を引いたらイメージを損なう」という感覚を担当者が持っていることです。
内装で言えば「床を妥協したとしても、クロスは絶対に妥協できない。」というような判断をお客様に委ねることは難しいので、経験を持っている私達が判断しないといけません。
独創性と予算をいかに両立させるかが店舗設計・建築において担当者の腕の見せ所です。

3、お客様と全く異なる視点

このフェースは時創空間のオリジナルだと言えるかもしれません。
お客様のご要望に応じることは当然大事ですが、より良いものを作るために、私達はあえて、お客様の想像の枠を超えたことを聞いてみます。
例えば、雑貨屋をやりたいというお話があったとしたら、
「今後カフェを併設することはないんですか?」 などと、当初の想像から飛び出たアイデアをご提案してみます。

以前実際にあったのが、アップルウォッチを売るお店の話があった時に「販売だけで修理はやらないんですか?」というお話をして、実際に修理ブースも作ることになったことがあります。 

ただお客様に言われた通りに設計案を作るだけが私達の仕事ではありません。
私達の仕事は、お客様が売りたいものを売れるようにするお店作りです。
これは少しコンサルタント業務に近い所があるかもしれません。
私たちはただ店舗を作ればいいというわけではなく、もうちょっと踏み込んで、どのように営業したらお客さまに喜んでもらえるお店になるのか、売上が上がるのか、などの観点からお話をすることで、納得できる店舗作りができると思っています。 
予算に合うだけの提案は誰でもできますが、独創性と、お客様と全く異なる視点で提案することは、誰にでもできるわけではありません。
提案の内容も、一人一人の提案者によって全く異なってきます。
それは、提案者のこれまでの経験にもよりますし、男性担当者か女性担当者かによっても内容は異なってきます。

  これに関しては、どうしてもお客様と担当者の相性があると思います。 

会社が大きいからとか、安いからとか、店舗建築を任せる会社を決める要素はたくさんあると思いますが、相性はすごく大事だと思います。 
契約をする前に、この担当者と感性が合うのか、新しい刺激をもたらせてくれるのかを考えていただければと思います。 
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